合格発表まで不安な受験生へ。心を落ち着ける具体的な過ごし方
長い受験生活、本当にお疲れ様でした。
すべての試験が終わり、あとは結果を待つだけというこの期間は、期待と不安が入り混じった落ち着かない日々を過ごしていることでしょう。
結果は自分の手を離れたと分かっていても、気持ちが揺れ動くのは仕方のないことです。
この記事では、そんな合格発表までの時間を少しでも穏やかな気持ちで過ごすための具体的な方法を紹介します。
「結果は変えられない」のに不安なのはなぜ?あなただけが特別ではありません
試験を終え、「人事を尽くして天命を待つ」という心境になったつもりでも、時間が経つにつれて不安がこみ上げてくるのはごく自然な反応です。
それは、これまで真剣に努力を重ねてきたからこそ、結果が気になってしまう証拠といえます。
自分だけが特別に弱いわけではなく、多くの受験生が同じように落ち着かない時間を過ごしています。
まずは、その不安な感情を否定せずに、頑張ってきた自分自身の素直な気持ちとして受け入れることから始めましょう。
心を落ち着けるために今すぐできる5つの具体的な過ごし方
合格発表までの時間は、ただ待っているだけだとネガティブな思考に陥りがちです。
意識的に行動することで、その不安を和らげることが可能です。
ここでは、心を少しでも軽くするために今日から実践できる具体的な過ごし方を5つ紹介します。
自分に合った方法を見つけて、気持ちを切り替えるきっかけをつかんでください。
受験中に我慢していた趣味や好きなことに思いっきり没頭する
受験勉強中は、好きなことをする時間を大幅に制限してきたかもしれません。
今こそ、その我慢から自分を解放してあげる絶好の機会です。
読みたくても読めなかった本や漫画を一気に読んだり、好きなアーティストの音楽に一日中浸ったり、クリアできずにいたゲームに再挑戦したりするのもよいでしょう。
何かに集中している時間は、自然と試験結果への不安から意識を遠ざけてくれます。
軽く体を動かしてネガティブな思考をリフレッシュする
じっとしていると考えすぎてしまう時は、意識的に体を動かすことが非常に効果的です。
激しい運動をする必要はなく、近所を散歩したり、気持ちの良いペースでジョギングをしたりするだけでも、気分は大きく変わります。
体を動かすと、心を前向きにする脳内物質が分泌されるとも言われています。
特に、太陽の光を浴びながらのウォーキングは、心身ともにリフレッシュできるのでおすすめです。
気の置けない友人と会い、受験とは関係ない話で気分転換する
一人で静かに過ごしていると、どうしても不安が増幅しやすくなります。
そんな時は、信頼できる友人と会って話す時間を作ってみましょう。
ただし、お互いの試験の手応えや自己採点の結果を探り合うような会話は避けるのが無難です。
全く関係のない趣味の話や最近あった面白い出来事などで盛り上がり、思い切り笑うことで、心に溜まった緊張がほぐれていきます。
合格後の楽しいキャンパスライフを具体的に想像してみる
不安な未来を考えるのではなく、意識的にポジティブな未来に目を向けてみましょう。
もし合格していたら、その大学でどんな生活を送りたいか、具体的に想像を膨らませてみてください。
大学のウェブサイトでサークル活動を調べたり、履修したい講義のシラバスを眺めたり、新しい友人との出会いを思い描いたりするのです。
楽しい計画を立てる時間は、不安を期待感へと変える助けになります。
見たかったドラマや映画を一気見して別の世界に浸る
現実から一時的に離れ、物語の世界に没入するのも有効な時間潰しになります。
受験勉強で見逃していたドラマや映画のシリーズを一気に観るのもよいでしょう。
登場人物の感情に寄り添ったり、ストーリーの意外な展開に驚いたりしているうちに、自分の置かれている状況や不安を一時的に忘れさせてくれます。
非日常的な世界観に浸ることで、効果的な気分転換ができます。
不安を増幅させないために!合格発表まで意識的に避けたい3つの行動
心を落ち着けるための行動をとるのと同じくらい、無意識に不安を大きくしてしまう行動を避けることも重要です。
自分では何気なくやっていることが、実は心の負担を増やしているケースは少なくありません。
ここでは、合格発表までの期間に特に意識して避けたい3つの行動を紹介します。
これらの情報を自ら遮断し、考え方の癖を意識するだけで、心の平穏を保ちやすくなります。
何度も自己採点を繰り返して一喜一憂すること
試験が終わった直後に一度自己採点を済ませたら、それ以上は繰り返さないようにしましょう。
答え合わせを何度も行ったところで点数が変わるわけではなく、かえって精神的な消耗を招くだけです。
特に、配点が公表されていない記述式の試験などは、採点基準によって結果が大きく変動します。
細かいミスを見つけては落ち込むといった不毛なループから抜け出し、済んだこととして手放す勇気を持つことが求められます。
他の受験生の状況が気になるSNSを見ること
TwitterやInstagramなどのSNSには、他の受験生の「自己採点〇〇点だった」「合格フラグ立ったかも」といった投稿が溢れています。
そうした情報を見ると、自分と比較してしまい、「自分だけができていないのではないか」という不必要な焦りや劣等感につながります。
合格発表までは意識的にSNSアプリを開く時間を減らしたり、一時的にアカウントからログアウトしたりして、情報から距離を置くことを強く推奨します。
「どうせ落ちた」といったネガティブな言葉を口にすること
「どうせ不合格だ」「きっとダメだったに違いない」といったネガティブな言葉は、意識して口にしないように心がけましょう。
言葉には、自分の思考や感情をその方向に導いてしまう力があります。
否定的な言葉を繰り返していると、本当にそのような気持ちになり、自分自身で不安を大きくしてしまいます。
確かな根拠のない悲観は避け、意識的に口に出さないようにすることが大切です。
どうしても不安が消えないなら「もしも」に備えて心を整理しよう
色々な気分転換を試してみても、どうしても最悪のケースが頭から離れず、不安が消えないこともあるでしょう。
その場合は、無理に不安から目をそらすのではなく、逆に「もしも」の事態に正面から向き合って備えるのも一つの有効な手段です。
合否の結果に関わらず次の一手を考えておくことで、漠然としたコントロール不能な不安が、具体的な対処可能な課題へと変わり、心を整理できます。
不合格だった場合の次の行動計画を具体的に立ててみる
万が一、望む結果でなかった場合に自分がどう行動するのか、具体的な計画を紙に書き出してみましょう。
例えば、予備校の資料を取り寄せて比較検討したり、来年度の受験戦略を練り直したり、あるいは自宅浪人する場合の学習スケジュールを組んでみたりするのです。
具体的なタスクに落とし込むことで、「どうしよう」という漠然とした恐怖が、「次はこの手順で進めればいい」という前向きな思考に切り替わります。
後期日程や他の進路の選択肢について情報を集めておく
第一志望校だけが全てではありません。
まだ出願が間に合う後期日程の大学を探したり、すでに合格している併願校の入学手続きの締め切りを確認したりと、他の選択肢に関する情報を整理しておきましょう。
進むことのできる道が複数あると認識するだけで、「たとえここがダメでも次がある」という精神的なセーフティネットになり、プレッシャーが和らぎ心の余裕につながります。
万が一の場合について正直な気持ちを保護者に相談しておく
もしもの場合について、一人で抱え込んで結論を出そうとせず、最も身近な存在である保護者に正直な気持ちを打ち明けてみましょう。
「もし今回の結果がダメだったら、浪人したい(あるいは、この大学に進学したい)と思っている」と自分の意思を伝え、相談することで、精神的な負担を共有できます。
事前に家族と話し合っておけば、いざという時にも冷静に、そして迅速に次の行動へと移せます。
最後に伝えたいこと:合否に関わらず、頑張り抜いた経験は無駄にならない
合格発表を待つ今は、どうしても合否という結果ばかりに意識が向いてしまいがちです。
しかし、最も価値があるのは、高い目標に向かって最後まで努力し抜いた経験そのものです。
この受験勉強を通じて培った知識や集中力、そして困難に立ち向かった精神力は、一つの結果を超えて、今後の人生を支える大きな財産となります。
その貴重な頑張りは、決して無駄になることはありません。
合格発表までの不安に関するよくある質問
ここでは、合格発表を待つ受験生からよく寄せられる質問とその回答をまとめました。
Q1. どうしても勉強や他のことが何も手につきません。どうすればいいですか?
無理に何かを始める必要はありません。
今は、これまで全力で頑張ってきた心と体を休ませるための大切な充電期間と捉えましょう。
何もしない自分を責めず、好きなだけ休んでください。
エネルギーが十分に回復すれば、自然と次のステップへ向かう意欲が湧いてきます。
Q2. 周囲からの「できた?」という質問やプレッシャーがつらいです。
「今は発表まで考えないようにしている」「そっとしておいてもらえると嬉しい」など、あらかじめ返答を用意しておくと気持ちが楽になります。
周囲に悪気はない場合がほとんどなので、正直に気持ちを伝えたり、うまく話を逸らしたりして、自分の心を守ることを最優先にしましょう。
Q3. 不合格だったらどうしよう、と最悪のケースばかり考えてしまいます。
不安な気持ちを一度、紙に全て書き出してみましょう。
そして、「もし不合格だったらどうするか」という具体的な次の行動計画を立ててみてください。
漠然とした恐怖が「対処すべき課題」に変わり、心を整理できます。
思考を可視化することで、冷静さを取り戻すきっかけになります。
まとめ
合格発表までの期間に感じる不安は、真剣に受験と向き合ってきたからこその自然な感情です。
趣味に没頭したり、軽く体を動かしたりして意識的に気分転換を図りましょう。
一方で、SNSの閲覧や繰り返しの自己採点といった、不安を増幅させる行動は避けるのが賢明です。
万が一の計画を立てておくことも、心の安定につながる有効な手段です。
この記事で紹介した方法が、少しでも穏やかな時間を過ごすための参考となれば幸いです。
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