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第34回柔道整復師国家試験の合格率|合格基準や合格者データを解説
2026年3月に実施された第34回柔道整復師国家試験の合格発表が3月26日に行われました。本記事では、実際の合格率や合格者数、合格基準、そして合格後の免許申請手続きやキャリアプランについて紹介します。合格した方の免許申請手続きや、これから受験を検討している方は参考にしてください。
第34回柔道整復師国家試験の合格発表(確定結果)
第34回柔道整復師国家試験の合格発表は、2026年3月26日(木)午後2時に厚生労働省のウェブサイトおよび公益財団法人柔道整復研修試験財団のホームページにて発表されました。受験番号での掲示となり、受験番号を照合することで合否を確認できます。多くの養成校でも合格者の受験番号が掲示されることが通例です。
全体の合格率と総合格者数
第34回の試験結果は以下のとおりです。
受験者総数は4,434名で、合格者は3,170名、合格率は71.5%でした。
前回の第33回試験(2025年)の合格率が57.8%だったのに対し、今回は13.7ポイント上昇しており、過去5年間の中でも高い水準となっています。参考までに、過去の合格率は第30回が62.9%、第31回が49.6%、第32回が51.2%という推移を示していました。
【新卒・既卒別】それぞれの合格率の内訳
柔道整復師国家試験では、新卒受験者と既卒受験者の合格率に大きな差が見られるのが特徴です。
第34回試験の結果は以下のとおりです。
| 区分 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 新卒受験者 | 2,982名 | 2,692名 | 90.3% |
| 既卒受験者 | 1,452名 | 478名 | 32.9% |
新卒者の高い合格率に対し、既卒者は大きく下回る状況が継続しており、養成校での3年間の学びを終えてすぐに受験する新卒者の方が、合格において有利な状況にあることがわかります。既卒で再挑戦する場合は、より一層の対策が求められます。
合格のボーダーラインとなる合格基準点の詳細
柔道整復師国家試験の合格基準は、必修問題と一般問題の2つの条件を満たす必要があります。
- 必修問題:全50問のうち、80%以上の得点(40点以上)が必須です。
- 一般問題:全200問のうち、60%以上の得点(120点以上)が求められます。
この両方の基準を同時にクリアして初めて合格となります。どちらか一方でも基準点に達しない場合は不合格となるため、バランスの取れた学習が不可欠です。
また、第34回試験では午前の問題第67問について複数の選択肢が正解として採点されています。
第34回国家試験の難易度を過去のデータから分析
第34回国家試験の難易度について、合格発表後のデータから分析してみましょう。
過去10年間の合格率推移で見る全体傾向
過去10年間の柔道整復師国家試験の合格率を見ると、全体として変動幅が大きくなっていることがわかります。
かつては70%台を記録した年もあったものの、第27回(2019年)から第33回(2025年)の期間は50~60%台で推移していました。しかし、第34回試験は71.5%まで上昇し、過去5年間の中で最も高い水準となっています。
前回の第33回試験結果との比較でわかる難易度の変化
比較対象となる過去の試験結果は以下のとおりです。
- 第32回(2024年):合格率51.2%
- 第33回(2025年):合格率57.8%
- 第34回(2026年):合格率71.5%
第34回試験の合格率71.5%は、第33回の57.8%から13.7ポイント上昇し、過去5年間の中でも最も高い水準となりました。これは、前回試験と比較して出題内容がやや易化したか、あるいは受験者層の学習準備が充実していたことを示唆しています。
合格率が大幅に変動することからも、試験の難易度は年により異なることがわかります。
今回の試験における不適切問題の有無と影響
国家試験では、試験後に問題内容が精査され、不適切問題があったと判断されることがあります。不適切問題と認められた場合、採点除外、全員正解、複数正解といった措置が取られます。
これにより、受験者の得点が変動し、合否のボーダーライン上にいた受験生の当落に影響を与える可能性があります。
第34回試験では、採点除外等の措置が講じられた問題の有無について、厚生労働省から公式に公表されています。詳細については厚生労働省の合格発表ページで確認できます。
合格後に必須となる柔道整復師免許の申請手続き
国家試験に合格しただけでは柔道整復師として業務を行うことはできません。合格後、厚生労働大臣に免許の申請を行い、柔道整復師名簿に登録される必要があります。この手続きを怠ると、資格を有していることにはならないため注意が必要です。
申請には複数の書類が必要となり、準備に時間がかかる場合もあるため、合格を確認したら速やかに手続きを開始することが推奨されます。
免許申請に必要な書類の一覧と入手方法
免許申請には、一般的に以下の書類が必要です。
まず「免許申請書」は、厚生労働省のウェブサイトからダウンロードするか、公益財団法人柔道整復研修試験財団に申請して取り寄せます。
次に、発行から1ヶ月以内の「医師の診断書」、本籍が記載された「住民票の写し」または「戸籍抄本」、そして「登録済証明書用はがき」です。また、手数料として登録免許税(収入印紙)も必要となります。
書類に不備がないよう、事前にリストを確認して準備を進めましょう。
申請書類の提出から免許証が届くまでの流れ
必要書類一式を揃えたら、住所地の保健所の窓口へ提出します。書類が受理されると、まずは「登録済証明書」が発行され、これをもって就職先などで資格を証明できます。
その後、厚生労働省での審査と名簿への登録を経て、免許証が発行されます。申請から実際に免許証が手元に届くまでは、通常2ヶ月から3ヶ月程度の期間を要するため、余裕をもって手続きを進めることが重要です。
資格取得後のキャリアプランと主な就職先
柔道整復師の資格を取得した後のキャリアは多岐にわたります。最も一般的な就職先は接骨院や整骨院ですが、それ以外にも医療機関、スポーツ関連施設、介護福祉施設など、活躍の場は広がっています。自身の興味や目標に合わせてキャリアプランを考えることで、資格を最大限に活かすことができます。
ここでは、代表的な就職先とそれぞれの分野で求められるスキルについて解説します。
接骨院や整骨院で求められるスキル
接骨院や整骨院は、柔道整復師の主な活躍の場です。ここでは、骨折、脱臼、捻挫、打撲といった外傷に対する専門的な施術スキルが基本となります。
加えて、患者との円滑なコミュニケーション能力や、症状を正確に聞き出し説明する力が不可欠です。また、将来的に独立開業を目指す場合は、施術技術だけでなく、店舗運営やスタッフ管理といった経営に関する知識も求められるようになります。
病院やクリニックなどの医療機関で働く選択肢
病院やクリニックの整形外科なども柔道整復師の就職先の一つです。医療機関では、医師の指示のもと、リハビリテーション業務や外傷の整復・固定といった業務に携わります。
医師や理学療法士、看護師など、他の医療専門職と連携してチーム医療の一員として働くため、協調性や幅広い医学知識が求められます。急性期の外傷から回復期のリハビリまで、多様な症例を経験できるのが特徴です。
スポーツ分野や介護施設で活躍する道
スポーツ分野では、プロチームや実業団、学校の部活動などでスポーツトレーナーとして選手のコンディショニング管理や応急処置、リハビリを担います。一方、介護分野では、デイサービスや特別養護老人ホームなどで機能訓練指導員として高齢者の身体機能の維持・向上を支援します。どちらの分野でも、対象者に寄り添い、専門知識を活かしてサポートする役割が期待されます。
柔道整復師国家試験に関するよくある質問
ここでは、柔道整復師国家試験の受験生や合格者から寄せられることの多い質問とその回答をまとめました。
第34回の合格発表はいつ、どこで確認できましたか?
第34回試験の合格発表は、2026年3月26日(木) 14時に実施されました。厚生労働省のウェブサイトおよび公益財団法人柔道整復研修試験財団のホームページで、合格者の受験番号が掲載されます。また、多くの養成校でも校内に掲示される場合があります。
必修問題の点数が基準に届かないと不合格になりますか?
はい、不合格になります。柔道整復師国家試験では、一般問題で合格点を満たしていても、必修問題で正答率8割(50問中40問以上の正解)に達していない場合は不合格となります。必修問題の対策は、合否を分ける上で非常に重要です。
免許を申請してから手元に届くまでの期間はどのくらいですか?
申請書類を提出してから、免許証が手元に届くまでは通常2ヶ月から3ヶ月程度かかります。ただし、申請が受理されれば「登録済証明書」が先に発行されるため、就職先への資格証明にはこれを使用できます。
合格後は速やかに手続きを進めましょう。
まとめ
第34回柔道整復師国家試験の合格率は71.5%で、受験者4,434名中3,170名が合格しました。新卒受験者の合格率が90.3%と高い一方、既卒受験者は32.9%にとどまっており、新卒者が大きく有利な状況が続いています。
合格基準は必修問題と一般問題の両方を満たすことが必須です。
合格後は、速やかに免許申請手続きを行うことで、柔道整復師としてのキャリアをスタートできます。接骨院や医療機関、スポーツ分野など多様な進路があるため、自身の目標に合った道を選択してください。