【2026年速報】第34回鍼灸師国家試験の合格率・難易度を解説
2026年3月26日(水)に、第34回はり師・きゅう師国家試験の合格発表がありました。
本記事では、厚生労働省が公表したデータに基づき、試験の合格率や受験者数、合格者数の詳細を速報でお伝えします。
過去の試験結果との比較を通じて第34回試験の難易度を分析するほか、自己採点後のボーダーラインとなる合格基準点についても解説します。
合格後の免許申請手続きや、次年度の試験に向けたよくある質問もまとめています。
【速報】第34回(2026年)はり師・きゅう師国家試験の結果概要
2026年2月22日に実施された第34回鍼灸師国家試験の結果が、3月26日14時に厚生労働省より発表されました。
はり師試験は受験者数3,920人に対し合格者数は2,634人、合格率は67.2%でした。きゅう師試験は受験者数3,858人に対し合格者数は2,720人、合格率は70.5%でした。
過去5年間のはり師国家試験の合格率は約67~74%、きゅう師国家試験の合格率が約70~76%で推移しています。 第34回はり師国家試験の合格率67.2%は過去5年間と比較して6.7ポイント低下し、きゅう師国家試験の合格率70.5%は過去5年間と比較して4.4ポイント低下しました。そのため、今回の合格率は例年と比較して低下していると言えるでしょう。
はり師国家試験の合格率・受験者数・合格者数
第34回はり師国家試験の詳細は以下の通りです。
今回の試験では、受験者数が3,920人、合格者数は2,634人となり、合格率は67.2%でした。
前回(第33回)の合格率73.9%から6.7ポイント低下し、過去10年間で3番目に低い数値となりました。
この結果から、今回の試験は受験者にとって厳しい内容であったことがうかがえます。
特に新卒者と既卒者で合格率に差が見られるかも注目されます。
きゅう師国家試験の合格率・受験者数・合格者数
第34回きゅう師国家試験の詳細は以下の通りです。
受験者数は3,858人、合格者数は2,720人で、合格率は70.5%となりました。
前回(第33回)の合格率は74.9%であったため、今回は4.4ポイント低下する結果となりました。
受験者数は例年並みでしたが、合格率は前年より低下したものの、70%台を維持しました。
過去の合格率推移から分析する第34回鍼灸師国家試験の難易度
第33回鍼灸師国家試験の難易度を評価するためには、過去の合格率の推移と比較することが有効です。
はり師、きゅう師ともに、過去数年間には70%を下回る合格率の年もあり、合格率は年によって変動しています。
このセクションでは、過去5年間の合格率データをもとに、最新の試験がどのような位置づけにあるのかを具体的に分析し、近年の難易度の変動傾向について考察します。
はり師国家試験の合格率推移(過去5年間)
過去5年間のはり師国家試験の合格率の推移は以下の通りです。
第30回(2022年)74.2%、第31回(2023年)70.4%、第32回(2024年)は69.3%、第33回(2025年)73.9%、そして第34回(2026年)は67.2%でした。
年によって合格率にばらつきがあるものの、全体としては概ね70%前後の水準で推移していると言えます。
きゅう師国家試験の合格率推移(過去5年間)
きゅう師国家試験の過去5年間の合格率の変動を見ていきます。
第30回(2022年)76.1%、第31回(2023年)71.7%、第32回(2024年)70.2%、第33回(2025年)74.9%、そして今回の第34回(2026年)は70.5%という結果でした。
はり師と同様に、第32回の試験で合格率が落ち込んでいますが、今回の試験も70%をわずかに上回る結果となり、受験者にとっては易しい試験ではなかったことが推測されます。
第34回試験の難易度は例年より高かったのか?
第34回鍼灸師国家試験のはり師の合格率は67.2%、きゅう師は70.5%でした。はり師の合格率67.2%は過去5年間で最も低い数値であり、きゅう師の合格率70.5%は過去5年間で2番目に低い数値です。このうち、はり師試験の難易度上昇が特に顕著であることがわかります。一部では、応用力や臨床知識を問う問題が増加した可能性も指摘されています。
自己採点後に確認!第34回鍼灸師国家試験の合格基準(ボーダーライン)
国家試験の受験後、多くの受験生が自己採点を行い、合否の目安を知りたいと考えます。
鍼灸師国家試験の合否は、総得点に対する正答率で決まります。
ここでは、第34回試験の合格基準点と、試験で不適切問題があった場合の採点上の扱いについて解説します。
鍼灸師国家試験の合格基準は総得点の60%以上であり、170点満点中102点以上が合格点となります。この基準は絶対評価であり、受験者全体の成績によって変動することはありません。
自己採点の結果と照らし合わせて、自身の合否の可能性を確認しましょう。
合格に必要だった具体的な点数を解説
はり師、きゅう師国家試験の合格基準は、直近の試験(第31回、第34回)では総得点の60%以上とされており、170点満点中102点以上でした。この基準は絶対評価であり、受験者の成績分布によって合格点が変動することはありません。
不適切問題の有無と採点上の扱い
第34回の試験における不適切問題に関する公式発表については、公益財団法人東洋療法研修試験財団のウェブサイトなどで確認できます。不適切と認められた問題があった場合、採点からの除外、複数の選択肢を正解とする、受験者全員を正解とするなどの措置が取られることがあります。これにより、自己採点時の点数から変動する可能性があります。不適切な問題に関する情報は、厚生労働省や東洋療法研修試験財団のウェブサイトで確認することが重要です。
国家試験合格後に必要な免許の申請手続き
国家試験に合格しただけでは、鍼灸師として業務を行うことはできません。
合格後、厚生労働大臣に免許の申請を行い、鍼灸師名簿に登録される必要があります。
この手続きを完了して初めて、免許証が交付され、臨床現場で施術を行う資格を得られます。
手続きには必要な書類が複数あり、申請期限も考慮する必要があるため、合格を確認したら速やかに準備を始めることが大切です。
免許申請に必要な書類と準備するもの
免許申請には以下の書類が必要です。
まず、所定の「免許申請書」を用意します。
これに加え、発行から1ヶ月以内の「医師の診断書」が必要で、視覚、聴覚、精神機能の障害や麻薬中毒の有無について記載してもらいます。
また、本籍地が記載された「住民票の写し」または「戸籍抄(謄)本」も必要です(個人番号の記載がないもの)。
さらに、登録免許税として60,000円分の収入印紙を郵便局等で購入し、申請書に貼り付けます。
免許登録手続きの申請期限と注意点
免許申請に明確な期限はありませんが、合格後はできるだけ速やかに行うことが推奨されます。
特に、就職先が決まっている場合は、入職手続きで免許証の写しや登録済証明書の提出を求められることが多いため、早めに申請を済ませましょう。
申請は住所地の保健所で行います。
申請から免許証が手元に届くまでには通常2〜3ヶ月程度かかるため、その間は厚生労働省が発行する「登録済証明書」を免許の代わりとして使用できます。
鍼灸師国家試験に関するよくある質問
ここでは、鍼灸師国家試験に関して受験生やこれから目指す方々から寄せられることが多い質問について回答します。
次回の試験の難易度予測や、新卒・既卒での合格率の違い、万が一不合格だった場合の対策など、多くの人が気になる点を取り上げて解説します。
Q1. 第35回(2027年)の鍼灸師国家試験は難しくなりますか?
第35回試験の難易度を正確に予測することはできません。
しかし、今回の合格率が低下したことを踏まえると、臨床能力を重視する傾向は続くと考えられます。
過去の合格率の推移を見ても、易化と難化を繰り返しているため、油断は禁物です。
常に高いレベルの知識と応用力が求められることを前提に、基礎から着実に学習を進めることが合格への鍵となります。
Q2. もし不合格だったら来年に向けて何をすれば良いですか?
まずは今回の試験の敗因を冷静に分析することが重要です。
自己採点の結果を基に、どの分野の知識が不足していたのか、応用問題に対応できなかったのかを明確にしましょう。
その上で、予備校やオンライン講座を利用して学習環境を整えたり、信頼できる参考書で基礎から学び直すなどの対策が有効です。
一人で抱え込まず、学校の先生や仲間に相談することも大切です。
まとめ
第34回(2026年)鍼灸師国家試験では、はり師の合格率が67.2%、きゅう師が70.5%でした。合格基準は総得点170点中102点以上です。合格された方は、速やかに免許申請手続きを進めましょう。
残念ながら不合格だった場合は、今回の結果を冷静に分析し、次回の試験に向けて計画的に対策を始めることが次への一歩となります。